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政府は、バイク・自動車等の所有者に対する民事責任強制保険に関する政令第3号/2021/ND-CPを公布した。同政令は3月1日に施行される。
政令には、保険会社が事故発生時の保険金請求で免責となるケースを具体的に網羅する条項が盛り込まれる。
新政令によると、運転手がビールなどのアルコールや麻薬、または他の刺激物を使用した状態で運転時に事故を起こした場合、保険会社は保険金請求に応じる必要がないと規定されている。
この他、保険金を請求できないケースとして、◇車両の所有者や運転手、または被害者が損害を意図的に引き起こした場合、◇事故を起こした運転手が意図的に逃走し民事責任を果たさない場合、◇運転者が運転可能な年齢ではない、または無免許・偽造免許を使用している場合、◇事故発生時に盗難に遭った資産、◇貴金属や宝石類、現金、骨董品、遺体遺骨の損害などが挙げられる。