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冠婚葬祭や石材卸売・小売などの事業を手掛けるこころネット株式会社(福島県福島市)は、ベトナムの墓石加工販売会社であるカンノ・ベトナム・トレーディング(Kanno Viet Nam Trading、ホーチミン市)の持分80.0%を取得し、連結子会社化する。
ベトナムでは大都市郊外に大規模霊園が建設され、墓石の需要が増加傾向にある。こうした中、これまでの検討結果を踏まえて業容の拡大と収益基盤の構築を図るため、成長が著しいベトナムにおいて墓石加工販売会社の持分を取得し、連結子会社化することとした。
今回の持分取得は、同社が9月に発表したベトナムの霊園マネジメント会社の持分取得・持分法適用会社化に続くもの。同霊園マネジメント会社が管理する霊園から安定的に墓石の受注が見込まれるなど、シナジーの発揮に資すると期待される。
カンノ・ベトナム・トレーディングは2019年1月設立で、墓石加工および現地霊園への販売事業、石材輸出入事業を手掛ける。資本金は10億VND(約470万円)で、代表者のチン・ブー・チュン氏が100%出資している。
今回の取得価額は80億VND(約3740万円)。10月末に契約締結、2020年1月に払込・持分取得の予定。持分取得後の資本金は100億VND(約4670万円)、出資比率はこころネットが80.0%、チン・ブー・チュン氏が10.0%、溝尾和也氏が10.0%となる。