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ベトナムで急成長中のフードデリバリーサービス「Capichi」を運営する株式会社Capichi(東京都品川区)は、10月までに新規投資家を引受先とする第三者割当増資および金融機関からのデットファイナンスを合わせ、4000万円の資金調達を実施した。
Capichiはハノイ市とホーチミン市を拠点に、フードデリバリーサービス、飲食店動画検索、予約アプリ「Capichi」を開発・運営している。創業初期の2019年10月に飲食店動画検索・予約のアプリの運営を開始し、新型コロナ禍の影響で2020年3月にフードデリバリーサービスを開発・リリースした。
2021年10月現在、会員ユーザー数は6万人、提携店舗数は600店舗を超える。特に中高級・外資系の店舗数はベトナムにあるフードデリバリーサービスの中で最大規模となっている。
調達資金は、◇ベトナム人中間富裕層・富裕層へのマーケティングの強化、◇Capichiチーム体制の拡充・強化、◇東南部地方ビンズオン省とインドネシアのジャカルタへのサービス展開に充てる。
なお、Capichiはフードデリバリーの配達のため、オンデマンド配達サービスを手掛ける地場アハムーブ(Ahamove)と業務提携を結び、配達部分を委託している。