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ロシアの国営放送「ボイス・オブ・ロシア(ロシアの声)」はこのほど、インドネシアとベトナムに「ロシア製兵器・軍事機器の修理メンテナンスセンター」が設立される可能性があると伝えた。連邦軍事技術協力庁のフォミン・アレクサンドル局長が、ロシアの国営通信社イタルタス通信のインタビューで明らかにした。センターはロシアが直接参加する形で設立するという。
なお、ベトナムとロシア(旧ソ連)の軍事技術協力関係は1953年から始まっている。ソ連崩壊までは、武器や軍事設備が主に援助物資としてベトナムに提供されていたが、1992年以降は貿易ベースで取引されている。
ベトナムがロシアから輸入する武器・兵器は多岐にわたっており、最近では2009年にディーゼル・エレクトリック潜水艦(改キロ型潜水艦636型)6隻を発注している。これまでに2隻がベトナム海軍に引き渡され、3隻目も今夏に引き渡される。6隻全ての引き渡しは2016年に終了する予定。