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チャン・ダイ・クアン国家主席が、ベトナム時間21日午前10時5分、入院先のハノイ市108軍隊中央病院で死去した。61歳だった。
関係者によると、クアン国家主席はこれまで国内外で治療を受けていたという。
クアン国家主席は紅河デルタ地方ニンビン省出身。公安大学で法学の博士号を取得し、中国語を自在に操る。公安省安全総局長、公安省次官などの要職を歴任し、2011年8月から公安相、2016年4月から国家主席の役職に就いていた。また、第10・11・12期党執行委員会委員、第11・12期政治局員、第13・14期国会議員も務めた。
クアン国家主席は夫人とともに5月29日から6月2日まで、国賓として日本を訪問し、天皇皇后両陛下との会見や安倍晋三首相との会談などを行った。国家主席としての訪日はこれが初めてだった。
直近では9月9日にハノイ市で杉良太郎日ベトナム特別大使と会見したほか、9月12日に河野太郎外務大臣とも会見している。