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19日に南部メコンデルタ地方ベンチェ省の自宅で死去したチュオン・ビン・チョン元副首相(享年79歳)の葬儀と追悼式が21日と22日に執り行われた。
葬儀と追悼式には、グエン・スアン・フック首相、グエン・ティ・キム・ガン国会議長、ボー・バン・トゥオン共産党書記局常務、ファム・ビン・ミン副首相 兼 外相、グエン・タン・ズン前首相などが出席し、チョン元副首相との最後の別れを惜しんだ。
22日には故郷のベンチェ省で追悼式が行われ、午前10時に出棺。遺体を墓地に搬送する際には省民数百人が沿道に並んで霊柩車の車列を見送った。同日午前11時から、ベンチェ烈士墓地で埋葬式が行われた。
チョン氏は1942年11月11日に同省ゾンチョム郡ビンホア村(xa Binh Hoa, huyen Giong Trom)で生まれた。学生時代の1960年頃からベトナム共和国(南ベトナム)のゴ・ディン・ジエム政権に対する反対運動に参加。1962年には家族の元を離れて、南ベトナム解放民族戦線に加わり、同省教育小委員会で働いた。1964年10月に南ベトナム人民革命党に入党した。
ベトナム戦争終結後は、ベンチェ省共産党委員、南部メコンデルタ地方ドンタップ省共産党委員会書記、中央内政委員長、共産党中央執行委員、共産党中央執行委員会書記局員、共産党政治局員、副首相などを歴任。2011年に引退して故郷のベンチェ省に戻り、農業を営んでいたという。