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安倍晋三元首相が8日に奈良県奈良市での演説中に銃撃され死去したことを受け、ベトナム首脳陣は同日、安倍元首相を追悼した。
ベトナム外務省によると、ファム・ミン・チン首相は、ベトナム共産党、ベトナム政府、ベトナム国民を代表し、岸田文雄内閣総理大臣宛てに弔電を送った。
チン首相は弔電で、日本の当局や国民、安倍元首相の遺族に深い哀悼の意を表すとともに、ベトナムと日本の広範な戦略的パートナーシップの構築に尽力した安倍元首相に対し「特別な愛情と、貴重な支援とサポートに心からの敬意を表する」と述べた。
また、ブイ・タイン・ソン外相も同日、林芳正外務大臣宛てに弔電を送った。
安倍元首相の銃撃と死去に関してはベトナムでも速報で報じられ、国民からも多くの追悼の声が寄せられている。
安倍元首相は、第2次安倍内閣が始まってから辞任表明までの7年8か月の間に4回にわたりベトナムを公式訪問するなど、ベトナムとの関係は深かった。2006年の第1次安倍内閣のころからベトナムの戦略的な重要性を認識しており、安倍内閣のもとで日本はベトナムにとって最も重要なパートナーの1か国となったといえる。
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