ゴーバップ区公安は4月22日、戸籍謄本偽造容疑で5人を逮捕した。5人は麻薬中毒更生施設にいたことのある妹を持つ女に「妹をアメリカに移住させたいが、妹は麻薬中毒更生の途中で施設を出たので、戸籍を抹消されたままでパスポートが申請できない。なんとかならないか。」と頼まれた。
5人は7500米ドル(約88万円)で偽戸籍謄本を作る方法を提案、女は同意し、2000米ドル(23万5000円)を前金として5人に渡し、5人はパソコンで戸籍謄本そっくりのアウトラインを作成、印刷用のフレームを製作し、印刷屋に向かう途中で公安に逮捕された。
作業場の家宅捜索では、白紙の偽戸籍謄本が2部の他に拡大鏡、スキャン機、パソコンなどの偽造用機器や連絡手段の為の携帯電話が4機、女から受け取った現金の残り1000万ドン(7万3000円)が押収された。