ホーチミン市~チュンルオン(メコンデルタ地方ティエンザン省)間高速道路管理センターによると、5日午後4時40分ごろ、同高速道路が今月3日に仮開通してから初めての交通事故が発生した。ホーチミン市からティエンザン省方面に向かって走行していたトラックが、ガードレールに接触したはずみで横転した事故で、運転手にけがはなかった。トラックは積載量5トンのところ8トンの荷物を積んでいた。
同管理センターによると、開通以来パンクやエンストなどの故障で車両が立ち往生するケースが頻発しており、3日は6件、4日は12件、5日は午後7時までに9件のケースが報告されている。そのほとんどが旧式のバスやトラックだという。運転手らは国内初の高速道路の走行にまだ慣れておらず、タイヤの使用年限や空気圧などをチェックせずに高速道路に入っている場合が多いようだ。