![]() (C) tuoitre, Thanh Ha, Eezyチームの2人(中・右) |
教育と技術を融合させた「エドテック(EdTech)」をテーマにした短期集中型アプリ開発イベント「エドテック・アジア・ハッカソン(Edtech Asia Hackathon)2016」が9日と10日の2日間、ハノイ市で開催された。ベトナムでの開催は初めて。
ハッカソンは、ソフトウェア開発のプログラマーなどが短期間で集中的に作業を行うイベント。同イベントには19チームが参加し、4人のメンバーからなるチーム「ACT」が、歌を学ぶことのできるアプリ「Muzikator」を開発して優勝した。
ACTは、トピカ・ファウンダー・インスティテュート(Topica Founder Institute)とトピカ・ネイティブ(Topica Native)からの奨学金、グーグル(Google)からの賞金3000USD(約32万4000円)、タイ・バンコクで開催されるエドテック・アジア・サミット(Edtech Asia Summit)への招待券を獲得した。
2位には、2人からなるチーム「Eezy」による5~10歳の子供のコミュニケーション技能の向上を助けるアプリ「Kid REC」が選ばれた。フェイスブック(Facebook)の8万USD(約864万円)相当のモバイルアプリ開発者向けプログラム「FbStart」を受けることができる。
3位には、チーム「Powerify」による寝ている間に英語の語彙を学習できるアプリ「Somia-dream without end」が選ばれた。
なお、フェイスブックやグーグルなどの企業でも、開発した新製品の売り込みを目的として社内でハッカソンを開催している。フェイスブックの「いいね!」ボタンやチャット機能も、ハッカソンから生まれたものとなっている。