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ホーチミン:歴史的人物の名を冠した通り名の改称・修正を検討

2016/09/19 15:22 JST配信
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 ホーチミン市文化スポーツ観光局によると、市人民委員会は現在、同局が提案した市内にある各通りの名称修正案について検討を続けている。同案では、歴史上の有名な人物の名を冠して市民に長年親しまれた通り名の改称・修正などが提案されている。

 これに先だち、ホーチミン市文化スポーツ観光局は2014年に市人民委員会に対し、市内にある通りの名称をつける際のルール改正案を提出し、新しい通り名の追加と既存の通り名の変更を提案した。

 それによると、新居住区の通りでは、中心部を起点として、通り名の中で東西南北を明記。さらに東西には1、2、3などの数字で、南北にはA、B、Cなどのアルファベットで各々の通りに詳細な名称をつけることを提案。

 近年一気に開発が進んだフーニュアン区ファンシックロン通り周辺では、通り名に、「Hoa Mai(梅)」、「Hoa Dao(桃)」、「Hoa Lan(蘭)」、 「Hoa Su(プルメリア)」、 「Hoa Cuc(菊)」など花の名前をつけて「緑化」させたが、今後はさらに「Hoa Anh Dao(桜)」や「Hoa Bang Lang(サルスベリ)」など他の花の名前も使用することが提案された。

 また、同案で特に注目されているのが、歴史上の有名な人物の名を冠した通り名の改称および修正だ。現在は、一部の通り名で表記が誤った綴りになっていたり、実在しない人物の名前をつけたりした通り名が存在するため、早期に修正する必要があるという。

 なお、ホーチミン市美術協会のフイン・バン・ムオイ会長は、「市は通り名のつけ方を慎重に検討すべきだ。ある区域の通りに歴史上の有名人の名前をつける場合は、それぞれ関連のある人物の名前をつけた方が市民も覚えやすい。ボー・タイン(18世紀に活躍した将軍)やレ・バン・ズエット(18~19世紀に活躍した政治家・軍師)の名前もリストに加えてほしい」と話した。

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