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新型コロナ、東南アジアの隣国帰りの女性2人が感染―計123人に

2020/03/24 12:50 JST配信
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 保健省は23日夜、国内で新たに2人が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染していたことを確認したと発表した。これにより、ベトナム国内の感染者は123人に増えた。

 122人目の感染者はベトナム国籍の24歳の女性。北中部地方ハティン省出身。タイ・バンコクのバーで働いており、マスクをしていない多くの客と接触していた。3月17日に同ゲアン省出身の知人女性(※ハティン省で隔離中)に会うため、バンコク市内のバーを訪れた後、20日にタイ国際航空のTG947便に搭乗して昼頃に南中部沿岸地方ダナン市に到着。同日中に隔離施設に入って特に症状もなく生活していたが、検査結果は陽性だった。

 123人目の感染者はベトナム国籍の17歳の女性。東南部地方ベンチェ省在住だが、この数か月はマレーシアに滞在していた。3月17日にマレーシアからブルネイに移動。同日、ロイヤルブルネイ航空のBI381便に搭乗して昼頃にホーチミン市に到着。ここからバスでベンチェ省に戻って自宅で隔離措置を受けていた。21日に検体を採取した際は特に症状もなかったが、22日に判明した検査結果で陽性判定を受けた。

 ベトナムでは、フランスや英国などヨーロッパからの入国者に多くの感染者が見つかっていたが、このところ東南アジア諸国からの入国者に感染者が見つかるケースが増えており、当局は隣国からの感染者流入を食い止めるべく、警戒を強めている。

[23/03/2020 21:00 GMT+7, 23/03/2020 19:03 GMT+7 U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
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