ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

外国人専門家などの隔離を5日間に短縮の方針、宿泊・検査費用は自己負担

2020/09/11 15:55 JST配信
(C) thanhnien
(C) thanhnien 写真の拡大.

 マイ・ティエン・ズン政府官房長官は10日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う入国者の受け入れ拡大に関する会合を主催した。この会合には関連省庁や協会、企業が出席した。

 ズン政府官房長官は、政府が交通運輸省の提案のもと15日からベトナムと韓国、日本、中国、台湾の4か国・地域を結ぶ路線、22日からさらにベトナムとラオス、カンボジアを結ぶ路線の定期便の運航を再開する方針を明らかにした。運航便数はそれぞれ週2便(1往復)を予定している。

 また、目先では外交・公用旅券の所持者、国際機関・組織の職員、専門家、管理者、高技能労働者、投資家およびその家族を受け入れることとし、観光客の受け入れは引き続き一時停止する。週に5000人の入国者を受け入れる予定。

 検疫について、入国者は航空機に搭乗する約3日前に新型コロナウイルス検査で陰性判定の結果が出たことを証明しなければならない。入国後の隔離期間はこれまでの14日間から5日間に短縮する方針で、宿泊施設での隔離期間中に2回のPCR検査を受ける。宿泊と検査にかかる費用は全て入国者の負担となる。

 なお、第三国を経由した場合は、入国後に集中隔離施設で14日間の隔離を受けなければならない。

【関連記事】

ホーチミン:14日以上滞在の入国者、集中隔離期間は6日間 (2020/09/28)
ホーチミン:外国人専門家の入国申請手続きなどガイダンス (2020/09/17)
副首相、国際線定期便の運航再開を指導 条件など提示 (2020/09/16)
国際線定期便の運航再開を一時延期 入国者受け入れ計画案まとまらず (2020/09/15)
首相、入国者1万人分の宿泊施設の用意を指示 外国人専門家ら受け入れ拡大へ (2020/09/14)
ホーチミン:メトロ1号線、日本人専門家が入国へ 10月に車両搬入 (2020/09/07)
短期出張の外国人専門家、入国後の集中隔離が不要に 保健省ガイダンス (2020/09/03)
特例入国の外国人専門家に事前PCR検査を義務化、8月5日から (2020/07/28)

[Thanh Nien 06:33 11/09/2020 / VnExpress 19:41 10/9/2020, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ホーチミン:外国人の滞在状況を抜き打ち検査、新政令施行で (4:16)

 家庭内暴力の防止や社会秩序の維持に関する行政罰を定めた政令第282号/2025/ND-CPが15日に施行されたことを機に、ホーチミン市タンディン街区(旧1区の一部)警察は15日夜から16日未明にかけて、賃貸住宅やホテル...

山洋電気、フンイエン省に子会社を設立へ 新工場を法人化 (3:47)

 クーリングシステム製品やパワーシステム製品、サーボシステム製品を手掛ける山洋電気株式会社(東京都豊島区)は、北部紅河デルタ地方フンイエン省に同社100%出資の連結子会社を設立する。  子会社「山洋電...

25年11月の対日貿易収支、1349億円の黒字 +15.5%増 (2:13)

 日本の財務省が発表した2025年11月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比+15.5%増の1348億5800万円の黒字だった。  日本からベトナムへの輸入額は前年同月比+14.0%増の2499億780...

湖の上の「越僑集落」、カンボジアから帰国した人々の暮らし (14日)

 東南部地方ドンナイ省ディンクアン村のスオイコー地区に面するチアン湖では、カンボジアから帰国した越僑(在外ベトナム人)150世帯以上が、電気も上水道もない水上家屋で暮らし、網漁で日々の生計を立てている。...

ビンEVタクシー、フィリピンのダバオでサービス開始 (17日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM(X

改正民間航空法、低空域の航空輸送を初めて制度化 無人機活用へ (17日)

 国会でこのほど可決された改正民間航空法(2026年7月1日施行)では、「低空域の航空輸送」という概念が法制度に初めて導入された。  これは、無人航空機(UAV)や新世代の飛行体を活用した次世代航空輸送モデル...

韓国アリエックス、地場投資大手VIGなどと合弁会社設立 (17日)

 ベトナムを中心に国際決済・データインフラ事業を展開する韓国系アリエックス・ベトナム(Alliex Vietnam)は、グローバルデジタル金融グループのゴータイム(GoTyme)および地場ベトナム・インベストメンツ・グル...

改正投資法、条件付き事業を削減 電子たばこの製造販売も禁止 (17日)

 国会でこのほど可決された改正投資法では、行政手続きの簡素化や条件付き事業分野の削減など、投資環境の改善を目的とする多くの改革が盛り込まれている。  同法は7章52条と4つの付録から構成される。2026...

越系米国人のスタートアップ、「AIグラス」で660万USD調達 (17日)

 米国ハーバード大学の卒業生で、ベトナム系米国人のアインフー・グエン(AnhPhu Nguyen)氏と友人のケイン・アルデイフィオ(Caine Ardayfio)氏が設立したスタートアップ企業「ミラ(Mira)」は、新型人工知能(AI)グ...

オートリブ、クアンニン省にエアバッグクッション生産工場を開設 (17日)

 自動車安全システムを提供するスウェーデンのオートリブ(Autoliv)はこのほど、東北部地方クアンニン省のアマタシティ・ハロン工業団地の新事業所でオープニングセレモニーを開催した。  式典には、在ベトナ...

ベトナム、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)に加盟 (17日)

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は15日、ベトナムが11月7日付けで所定の手続きを完了し、IRENAに加盟したと発表した。  IRENAへの加盟は、再生可能エネルギーの拡大やエネルギー転換、グリーン成長を重...

ベトナムとキプロス、二重課税防止協定を締結 (17日)

 キプロスの首都ニコシアで15日、ベトナム財政省とキプロス財務省が、所得に対する二重課税防止・租税回避防止に関する協定を締結した。  同協定は、両国間における課税権の合理的な配分を確保し、国際基準...

ハノイ:旗艦映画館「ギャラクシー・シネX」がオープン (17日)

 ギャラクシー・スタジオ(Galaxy Studio)は15日、北部市場への進出戦略の一環として、同社にとってハノイ市初となる旗艦映画館「ギャラクシー・シネX・ハノイセンター(Galaxy CineX - Hanoi Centre)」をオープン...

ホーチミン:26年3月からバス運賃改定、メトロとの共通券導入へ (17日)

 ホーチミン市は、2026年3月1日から市内路線バスの運賃を改定するとともに、バスと同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の共通乗車券を初めて導入する方針だ。同市建設局が同市人民委員会に...

SBI、ベトナムのインシュアテックスタートアップに出資 (17日)

 SBIホールディングス株式会社(東京都港区)は、同社グループが運営するSBI-NTUキョウボ・デジタルイノベーションファンド(SBI-NTU-Kyobo Digital Innovation Fund、シンガポール)を通じて、ベトナムのインシュア...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved