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ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)は17日、ベトナム祖国前線委員会ホーチミン支部を通してPCR検査用自動測定装置「コバス(Cobas)4800システムv2.0」を受け取った。
今回ホーチミン市で初めて導入された同装置は、不動産会社フンティングループ(Hung Thinh)が寄贈したもので、価格は約53億VND(約2440万円)。これに先立ち、同グループは昨年末、疫病と最前線で戦う医療従事者を支援すべく、20億VND(約920万円)をHCDCに寄付していた。
同装置は一度に96のサンプルを検査可能で、約2時間半で検査結果を得られる。これにより、現在の新型コロナ検査工程の30~40%が短縮可能になるだけでなく、検査が装置で自動化されることで感染リスクの軽減にも繋がる。