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シンガポールのチャンドラー・ガバナンス研究所(Chandler Institute of Governance=CIG)は28日、各国政府によるガバナンス(統治)の効率性を評価した「2022年度チャンドラー・グッド・ガバナンス・インデックス(Chandler Good Government Index 2022=CGGI 2022)」を発表した。
CGGI 2022は、50を超えるオープンデータソースに基づき、世界人口の9割弱を占める104か国・地域の政府のガバナンス効率性を評価。カバナンス効率性は、◇リーダーシップと先見性、◇法律と政策、◇強力な組織、◇財務管理、◇魅力的市場、◇世界的な影響力、◇人材開発への支援などの指標から評価している。
ベトナムは対象となる104か国・地域中56位で、中位の順位となったが、所得別の国・地域グループでみると、ベトナムは低中所得国で3位と高順位につけた。
2022年度では、ベトナムの所得平等指数が前年から33ランクアップで世界42位となった。投資誘致指数は18ランクアップの39位につけた。このほか、公共サービス満足度指数は15位、ジェンダー平等指数は27位、魅力的市場指数は34位、人材開発支援指数は43位だった。
なお、CGGI 2022の世界1位はフィンランド。トップ20にランクインしたアジア太平洋地域の国・地域には、◇シンガポール:3位、◇ニュージーランド:9位、◇日本:15位、◇オーストラリア:17位、◇韓国:19位がある。