ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

新型コロナ検査キットの価格水増し事件、容疑者60人以上に 元大臣2人も

2022/06/13 06:31 JST配信
(C) thanhnien
(C) thanhnien

 ベトナム人民軍の軍医学院と地場ベトアー・テクノロジー・コーポレーション(Viet A Technology Corporation、ホーチミン市)から成るコンソーシアムによる新型コロナウイルス検査キットの研究開発(R&D)、評価、流通認可、価格設定、購買調達に関する汚職事件で、事件が発覚した2021年12月から現在までの半年間に逮捕された容疑者の数は60人以上に上った。

 逮捕された容疑者には、同社の役員のほか、元科学技術相で逮捕までハノイ市共産党委員会副書記 兼 人民委員会主席を務めていたチュー・ゴック・アイン容疑者と前保健相のグエン・タイン・ロン容疑者をはじめとする科学技術省と保健省の複数の幹部や、15省・市(◇ホーチミン市、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省、◇同ナムディン省、◇東北部地方バクザン省、◇同ハザン省、◇北中部地方ゲアン省、◇同トゥアティエン・フエ省、◇東南部地方ビンズオン省、◇南部メコンデルタ地方ハウザン省など)の疾病管制センター(CDC)や公立病院の幹部などが含まれる。

 公安省の捜査結果によると、ベトアー社は新型コロナウイルス検査キットを製造し、2020年4月に保健省から流通認可を取得。2020年から2021年にかけて全国63省・市のうち62省・市の疾病管制センターや医療施設などに製品を販売し、売上高は4兆VND(約230億円)に上った。

 ベトアー社は検査キットの製造に用いられる原材料や機械設備の価格を水増しする形で生産コストを詐称し、不当な高値で販売していた。同社はこの価格に同意した見返りとして、疾病管制センターや医療施設の長に合わせて約8000億VND(約46億円)の賄賂を渡していた。

 なお、警察は被害是正のためとして、これまでに1兆6000億VND(約91億円)を没収・凍結した。

【関連記事】

新型コロナ検査キット価格水増し事件、副首相補佐官を逮捕 流通認可に介入 (2022/12/02)
汚職事件が急増、コロナ禍を背景としたもの多数 公安省報告 (2022/10/17)
新型コロナ検査キット価格水増し事件、ハイズオン省トップを逮捕 容疑者90人以上に (2022/09/20)
保健省のロゴを勝手に変更、袖の下を連想させる「封筒をくわえた蛇」 (2022/09/20)
保健省、地場ベトアー製の新型コロナ検査キットの流通認可を取り消し (2022/06/28)
ベトアー社への3等労働勲章授与取り消し、検査キット価格水増しで (2022/06/27)
ダナン市疾病管制センター所長が逮捕、新型コロナ検査キット汚職事件に関与 (2022/06/22)
ハノイ市疾病管制センター所長が逮捕、新型コロナ検査キット汚職事件に関与 (2022/06/14)

[Tuoi Tre 13:20 09/06/2022 / Thanh Nien 14:18 09/06/2022, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム経済を振り返る:対外収支編 2025年版 (14日)

マクロ経済:対外収支  近年のベトナムの対外収支は、輸出の拡大、安定的な外資流入、在外ベトナム人による本国送金といった構造的な強みに支えられ、底堅さを維持している。一方で、世界的な金融環境の変化...

ベトナム経済を振り返る:国内総生産(GDP)成長率編 2025年版 (14日)

ベトナムのマクロ経済と金融市場  ベトナム経済は近年、高い実質国内総生産(GDP)成長率を維持している。製造業を軸とする輸出の拡大と安定的な海外直接投資(FDI)の流入を背景に、東南アジア有数の成長市場と...

ホーチミン:2月16日夜に中心部で交通規制、テト花火打ち上げで (14日)

 ホーチミン市警察交通警察部(PC08)は、2026年のテト(旧正月)を祝う打ち上げ花火の実施に伴い、市内の複数の道路で交通規制を実施すると発表した。花火は旧暦元旦にあたる2月17日(火)の午前0時から15分間にわた...

テトの繁忙期を迎える魚の炭火焼き、職人は昼夜大忙し (8日)

 テト(旧正月)が近づくと、宴席用やテト期間に備えた保存用として、海の魚の炭火焼きの需要が高まる。これに伴い、北中部地方クアンチ省のクアベト村で魚を焼く仕事に従事する人々は、平常時よりも一層忙しくな...

中国の美団、ベトナムのフードデリバリー市場に参入準備 (13日)

 中国のフードデリバリー大手である美団(Meituan)が、ベトナム市場への参入準備を進めているようだ。ホーチミン市で法人を登録し、人材の募集も開始した。  税務登録情報によると、ベトナム現地法人のメイト...

26年1月新車販売台数、前年同月比約2倍も前月比減 前年の反動 (13日)

 2026年1月の自動車市場は、前年同月比では大幅増となったが、前月比では減少し、実勢としては弱含んだ。年末商戦の反動減や消費者の慎重姿勢が影響したとみられる一方、不動産開発を中核とする民間複合企業

ホイアン:2月16日~19日は旧市街の入場チケット販売停止、見学可 (13日)

 南中部地方ダナン市ホイアン世界文化遺産保存センターは11日、2026年のテト(旧正月)にあたり、ホイアン旧市街でのチケット販売・観光案内業務を一時停止すると発表した。  チケット販売・観光案内業務は、2...

サングループ、ホーチミンの海沿いで大型ウォーターパークを開業 (13日)

 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)は12日、ホーチミン市フオックタン街区(旧バリア・ブンタウ省ブンタウ市)の海沿いで大型ウォーターパーク「サンワールド・ブンタウ・アクアアドベンチャー(Sun...

ホーチミン:ベンタイン市場前の棺桶パフォーマンス、11人に有罪 (13日)

 ホーチミン市第1地域人民裁判所は10日、2025年2月25日にベンタイン市場前で黒づくめの集団が棺桶を担いでパレードした事件の被告11人に有罪判決を下した。  裁判所は、被告らが道路を逆走し、交差点を横断...

ハノイ・メトロ、テト期間中の9日間は無料運行 (13日)

 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)は、2月14日~22日(旧暦12月27日~1月6日)のテト(旧正月)期間中、メトロ2A号線(カットリン~ハドン区間)と3号線(ニョン~ハノイ駅区間)の両路...

神経技術の地場スタートアップ「ブレインライフ」、6000万円調達 (13日)

 神経技術分野の地場スタートアップであるブレインライフ・リンク・テクノロジー(Brain-Life Link Technology)は、IDGキャピタル・ベトナム(IDG Capital Vietnam)傘下のデジタル資産投資会社IDGXから100億VND(約...

VNPTイーペイ、韓国フィンテック企業と提携 企業の決済DX推進 (13日)

 フィンテックソリューションやクラウドサービス(SaaS)ソリューションなどの構築を手掛ける韓国ウェブキャッシュ・グローバル(Webcash Global)のベトナム法人ウェブキャッシュ・ベトナム(Webcash Vietnam)はこの...

ホーチミン:ドローンで荷物を海上輸送、速度は陸路の6倍 (13日)

 ホーチミン市は12日、ドローンによる荷物の海上輸送路線を開設した。同市科学技術局、ベトナム郵便総公社(ベトナムポスト=Vietnam Post)、CTグループ(CT Group)傘下のCT UAVが協力し、旧ホーチミン市カンゾー...

ハノイ:居住管理を強化、オンライン居住登録を推進 (13日)

 ハノイ市当局は、居住管理を強化し、手続きのデジタル化を進めている。その一環として、街区・村レベルの人民委員会は警察と連携し、住民に国家公共サービスポータルおよび電子身分証明アプリ「VNeID」による居...

データセンターへの電気料金適用、通信大手5社が見直し要請 (13日)

 地場の通信・IT大手5社はこのほど、商工省に対し、データセンターへの商用電気料金適用の見直しを求めた。各社は、従来と同じく生産用電気料金を適用するよう要請している。  見直しを求めたのは、◇国防省...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved