ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、逮捕者62人に デマ流布の100人余りに罰金

2023/06/19 16:57 JST配信
(C)tuoitre
(C)tuoitre

南中部高原地方ダクラク省クークイン郡(huyen Cu Kuin)で11日早朝、小銃などで武装した2つのグループが、エアティエウ村(xa Ea Tieu)とエアクトゥル村(xa Ea Ktur)にある共産党委員会や人民評議会、人民委員会の庁舎を併設した施設を同時に襲撃した事件は、17日までに逮捕者が62人に増えている。

 これまでに、軍用銃4丁、自作銃4丁、手榴弾2個、各種弾丸192個、刃物30本、スリングショット9個、携帯電話21台が証拠物件として押収された。当局は引き続き逃走した残りの容疑者の行方を追っている。

 事件に関与した容疑者らは、海外移住と金銭の支給を条件として凶行に加担。11日午前0時35分に庁舎2か所を襲撃し、庁舎内で警察官4人(いずれも男性)を殺害、警察官2人に重傷を負わせ、火炎瓶で施設を放火した。

 武装集団はその後、通報を受けて庁舎に駆け付けたエアティエウ村のグエン・バン・ズン共産党委員会副書記 兼 人民委員会主席、エアクトゥル村のグエン・バン・キエン共産党委員会書記 兼 人民評議会主席(いずれも男性)を殺害。さらに現場近くに居合わせた通行人3人を小銃や刃物、火炎瓶で襲って殺害した。地元住民3人は人質にされ、このうち2人は警察によって救出され、1人は自力で脱出した。

 警察は主犯格の1人とみられるイー・トー・アユン=Y Tho Ayun容疑者(別称:アマ・クルー=Ama Kzruh)を逮捕して、取り調べを続けている。

 今回の事件を受け、在外反政府組織「ベトナム更新革命党(ベトタン=Viet Tan=越新)」をはじめとする反政府組織が、SNSなどを通じて「事件の発端は地元当局が住民の土地を違法に収用したことにある」などと偽りの理論を作り出し、省当局を批判する方向に世論を誘導。反政府組織は、デマを流布して国民を不安に陥れたり、国の政策や当局の対応を歪曲したりするなどして心理戦を展開している。

 SNS上では現在、合成の動画や画像、事実無根の情報が大量に投稿され、様々な憶測が飛び交っている。当局は国民に対し、インターネットなどで記事、写真、動画を閲覧したり、共有したりする前に、当該ウェブサイトやアカウントの信頼性・合法性を確認するよう勧告している。同事件をめぐって、ダクラク省警察はこれまでに、虚偽情報を投稿した100人以上を特定して罰金処分を科している。

【関連記事】

武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、100人に有罪判決 10人は終身刑 (2024/01/23)
武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、6人を指名手配 (2023/12/01)
武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、92人を起訴 (2023/10/20)
ダクラク省庁舎襲撃事件、テロ罪で75人を起訴 (2023/06/26)
ダクラク庁舎襲撃は組織テロ、米国拠点組織が関与 公安省発表 (2023/06/23)
武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、逮捕者74人に 捜査続く (2023/06/21)
武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、サッカー選手も犠牲に (2023/06/20)
武装グループによる省庁舎襲撃事件、逮捕者47人に 反政府組織がSNSでデマ流布も (2023/06/15)

[Tuoi Tre 16:33 17/06/2023 / Dan Viet 09:10 18/06/2023 / Dan Tri 08:22 18/06/2023 U].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ラム書記長、訪越のラオス書記長と会談 貿易額100億USDへ (6:20)

 ラオスのトンルン・シースリット国家主席 兼 ラオス人民革命党中央委員会書記長は26日と27日にベトナムを公式訪問し、第14回ベトナム共産党全国大会後に初めてベトナムを訪問した外国首脳となった。  26日...

ベトナムと中国の共産党トップが電話会談、関係深化を確認 (6:08)

 トー・ラム書記長はベトナム共産党中央執行委員会本部で26日、中国の習近平(シー・ジンピン)総書記 兼 国家主席と電話会談を行った。習氏はこの席で、第14回ベトナム共産党全国大会の成功とラム氏の書記長再任...

携帯番号の本人確認を厳格化、端末変更時は再認証が必要に (5:50)

 科学技術省は現在、携帯電話番号の利用者情報を確認する認証手続きに関する通達案について意見聴取を行っている。SIMカードの不正利用対策やオンライン詐欺の抑止を狙った新通達は、2026年3月1日の施行を予定し...

ホーチミンの市場とともに生きる:ダイクアンミン市場 (25日)

 ホーチミン市旧5区(現在のチョロン街区)にあるダイクアンミン市場(cho Dai Quang Minh)は、別名「ダイクアンミン商業センター(trung tam thuong mai Dai Quang Minh)」とも呼ばれている。この市場は、かつては...

歌手Gemini、「世界で最もハンサムな顔100人」にノミネート (5:34)

 芸術・映画・美に関する米国の評論家「TC Candler」が主宰する毎年恒例のプロジェクト「世界で最もハンサムな顔100人」2026年版はこのほど、最初の6人の候補者を発表した。この中には、ベトナム人歌手のジェミ...

ダクラク省:日の出の名所のガイド犬、Googleレビューで高評価 (4:14)

 南中部地方ダクラク省(旧フーイエン省)ホアスアン村(xa Hoa Xuan)の景勝地「バイモン・ムイディエン(Bai Mon–Mui Dien)」で、駐車場からディエン岬(別称:ダイライン=Dai Lanh岬)の灯台まで観光客を案内...

博報堂、地場独立系総合デジタルエージェンシーを連結子会社化 (4:04)

 株式会社博報堂(東京都港区)は、ベトナムの独立系総合デジタルエージェンシーであるBCMベンチャー・インテグレーテッド(BCM Venture Integrated、ホーチミン市)の株式の過半数を取得し、連結子会社化した。 ...

総合食品会社の極洋、ベトナムに統括・管理会社を設立 (3:40)

 魚を中心とした総合食品会社の株式会社極洋(東京都港区)は、海外事業の拡大・強化を推進する中で、ベトナムで切身などの水産加工品を製造する子会社「キョクヨービナフーズ(Kyokuyo Vina Foods、ホーチミン市)...

NTTデータ、地場CMCグローバルとIT人材活用で協業へ (2:49)

 株式会社NTTデータ(東京都江東区)とベトナムの大手IT企業であるCMCグローバル(CMC Global)は1月、NTTデータベトナム(NTT DATA Vietnam)を含む計3社で、ベトナムのIT人材活用による対日オフショア開発体制の強化...

ホーチミン:メトロ1号線にAED設置、ザーディン人民病院が6台寄贈 (27日)

 ホーチミン市ザーディン人民病院は23日、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)に、自動体外式除細動器(AED)6台を寄贈し、駅職員向けに心停止時の...

タインホア省:6本足の牛が話題に、見世物用に飼育 (27日)

 北中部地方タインホア省で、6本足を持つ珍しい雄牛が話題となっている。牛は通常の4本足に加え、首の付け根付近から足が生えており、先端で2本に分かれている。  首の付け根から生えている余分な足にも蹄や...

ベトジェットエア、デラックス運賃30%割引キャンペーン実施中 (27日)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、間もなく迎えるテト(旧正月)に合わせて、ベトナム時間1月27日(火)の午前0時から29日(木)23時までの3日間限定で、す

ヤマト住建、ベトナム森林産業研究所と省エネ住宅の技術普及で協力 (27日)

 注文住宅を手掛けるヤマト住建株式会社(兵庫県神戸市)は、農業環境省傘下ベトナム林業科学研究所(VAFS)の森林産業研究所(RIFI)との間で、「ベトナムにおける日本型木造省エネルギー住宅の技術普及」に関する技...

ベトナムの26年GDP成長率+7.6%、ASEAN+3で首位 AMRO予想 (27日)

 シンガポールを拠点に東南アジア諸国連合(ASEAN)+3のマクロ経済を研究する国際機関「ASEAN+3マクロ経済調査事務局(ASEAN+3 Macroeconomic Research Office=AMRO)」は、2026年にベトナムがASEAN+3地域で最も高...

中銀、2026年のインフレ率を4.5%に抑制 (27日)

 ベトナム国家銀行(中央銀行)は、マクロ経済の安定維持と持続的な経済成長の支援を目指し、2026年のインフレ率を4.5%程度に抑制する方針を示した。  2026年の銀行業務における重点的な実施計画に関する中銀...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved