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- 「デポジットリターンシステム」試行
- ボトルや缶を返却するとデポジット返金
- フエを「プラスチック削減都市」に
世界自然保護基金(WWF)ベトナムとフエ大学傘下の科学大学は14日、北中部地方フエ市で「デポジットリターンシステム(Deposit and Return System=DRS)」試行モデルを発表した。これは、WWFノルウェーのベトナム事務所が支援する「フエ−ベトナム中部のプラスチック削減都市」プロジェクトの一環となる。
DRSモデルは、消費者がボトル飲料や缶飲料を購入する際に少額のデポジットを支払い、ボトルや缶を回収場所で返却するとデポジットが返金される仕組みで、米国や欧州、中東、アフリカなど40か国以上で導入されている。東南アジアではフエ市で初めて試験的に導入される。
回収機はフエ科学大学と集合住宅「ネラガーデン(Nera Garden)」に設置され、9月20日から試験運用が開始される予定だ。
WWFベトナムのプラスチック削減プログラム責任者のグエン・ティ・ジエウ・トゥイ氏は、デポジットモデルはフエ市をプラスチック削減都市にするという取り組みを強化し、新たな機会をもたらす一歩になると述べ、関係者に協力を呼びかけた。