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しかし、1940年代に入り、ティーさんはフランス植民地からの独立を求めて第一次インドシナ戦争を戦った独立運動組織「ベトナム独立同盟会(ベトミン) 」に参加し、反日のために戦った。
ティーさんはベトミンで夫と出会い、息子1人を授かったが、結婚してわずか17か月後に夫は戦死してしまった。その後、長年にわたり、家畜の飼育や耕作、刺繍などで生活をしていたが、学ぶことに対する情熱が消えることはなかった。
97歳になったティーさんは、これまでに2000点以上の絵を描き、日記を含めて50冊以上の本を書いてきた。現在も新しい小説を書いているところだという。高齢のため、執筆にあたり健康の影響を少なからず受けているが、あきらめることは決してしない。
「私は、現代の生活に向けて自分の考えを書いています。今の世の中はモノであふれていて、誰もがお金さえあれば何でも買えると思っています。でも私は、本当の幸せとは『自由』であり、『知識』であり、そして『科学』なのだと思っています」。
ティーさんの願いは、自分の経験や知識を孫たちに伝えることだ。「知りたいことは何百万とあります。それらを学ぶには、あと1世紀は必要でしょうね。でも、そうするくらいの覚悟は決めています」とティーさんは語った。
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