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特集記事一覧

ゲイン鉄道橋、人々の100年余りの思い出―崩落事故で再建へ (16/5/15)
東南部地方ドンナイ省ビエンホア市を流れるドンナイ川に架かるゲイン(Ghenh)鉄道橋。この橋は、今から1世紀以上前にフランスのエッフェル社(Eiffel)によって設計された。現在ではビエンホア地域の象徴となり、人々の幼少期からの思い出がつまった橋となっている。 しかし...
ひったくり犯の確保に奔走するホーチミンの「騎士」たち (16/5/8)
週末の朝、ホーチミン市3区の交差点そばにある喫茶店で、日焼けした5人の青年がしゃべりながら通りを眺めていた。すると、バイクのエンジンをふかす異様な音が聞こえ、青年たちは立ち上がった。 通りの向こう側で、若い女性が倒れていた。青年たちの1人は女性に駆け寄り、残りの4人...
5か国語を操る88歳の老婆、サイゴンの路上で飲み物を売って38年 (16/5/1)
5か国語を操る88歳の老婆 1928年生まれのチャン・ティ・ディンさんは、ホーチミン市1区のファングーラオ通りとチャンフンダオ通りの交差点にあたる9月23日公園の向かい側の路上で、38年間飲み物を売り続けている。 ホーチミン市には、人々を驚かせる事実がたくさ...
爪楊枝と木箸で29歳の若社長が大富豪になるまで (16/4/24)
ハノイ市ホアイドゥック郡カットクエ村出身の若き実業家グエン・バック・チュオンさんは、29歳にして爪楊枝と木箸の工場を3つ持ち、毎日の収益は2000万VND(約9万9000円)に上る。 爪楊枝ブランド「チュオンティン(Truong Thinh)」の社長であるチュオン...
映画「サイゴンボディガード」落合賢監督インタビュー【後編】 (16/4/17)
日本人監督によるベトナム映画「サイゴンボディガード(Saigon Bodyguards)」。日本人として初めて、ベトナム出資、オールベトナム人キャストのベトナム語映画のメガホンを取った落合賢(おちあい・けん)監督にベトジョー編集部が話を聞いた。 前編→映画「サイゴン...
映画「サイゴンボディガード」落合賢監督インタビュー【前編】 (16/4/10)
ホーチミン市で2月、日本人監督によるベトナム映画「サイゴンボディガード(Saigon Bodyguards)」がクランクインした。日本人として初めて、ベトナム出資、オールベトナム人キャストのベトナム語映画のメガホンを取ったのは、日米を中心に活動する落合賢(おちあい・けん)監...
笑顔で自撮り、片足の女子大生の夢は「稼いだお金で義足を買うこと」 (16/4/3)
自撮り棒を使って自分を撮影している若い女性の写真が、写真を公開し合うフェイスブック(Facebook)「Vietnam Streetlife Photography」に掲載されると、たちまちネット住人の注目を集めた。右足を失っている気の毒な境遇にもかかわらず、満面の笑みを...
阮朝皇帝の子孫は今―サイゴンで貧困に暮らすタインタイ帝の孫 (16/3/27)
脳性まひの娘を持ち、ホーチミン市の12m2の賃貸アパートに住んでいる男性がいる。この男性は、阮(グエン)朝(1802~1945年)の皇族の子孫だ。建設労働からバイクタクシーの仕事までこなし、生活のために走り回っている。 簡素な作業服を着た50歳過ぎの男性が、日焼けし...
グエンフエ通り、歩行者天国に生まれ変わった運河の歴史 (16/3/20)
ホーチミン市1区グエンフエ(Nguyen Hue)通りは、もともと現在の同市中心部にあたるバットクアイ(Bat Quai)城とサイゴン川を結ぶ運河だった。しかし、後に埋め立てられて花通りとなり、2015年にベトナムで初めての歩行者天国へと生まれ変わった。 歩行者天国と...
ベトナム女性を美しく飾る「アオザイ」、その歴史と変遷 (16/3/13)
アオザイ(Ao dai)は、丈の長い上衣と長ズボンがセットになったベトナムの伝統的な民族衣装だ。結婚式や誕生日、祭りなど普段の生活の重要なイベントで着られるほか、女子生徒の制服として純白のアオザイを採用している学校もある。 アオザイはどの...
ハノイ市お墨付きの理髪店、60年の歴史と誇り (16/3/6)
「マウジック(Mau Dich)理髪店」―「交換」を意味するマウジックという店名の由来は、創業当時の1957年に遡る。当時は配給の時代だったため、ものを買うには券が必要で、散髪についてもそうだったことの名残だ。店は男性専用で、女性の髪は切らない。 この店に来る男性客は...
「ライチ酢」で国産ライチを救う、女性教師が社長になるまで (16/2/28)
中国産の流入により国産ライチの価格下落が続く中、東北部地方バクザン省で化学教師として働くバック・キム・ガンさん(女性・43歳)が、「ライチ酢」を作って奮闘している。自家製酢から始まり、今ではベトナム国内だけでなく、海外にも出荷されている。 ガンさんは、同省ルックガン郡...
「ベトちゃんドクちゃん」分離手術の知られざる裏側【後編】 (16/2/21)
ベトナム戦争時に米軍が散布した枯葉剤の影響で結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」。2人の分離手術は、当時ホーチミン市の医学界で「腕利きのキャプテン」と言われていた故ズオン・クアン・チュン医師の巧みな指揮と日本赤十字社の医師の立ち会いの下、1988年10月4日にホーチ...
レ朝の第17代皇帝レ・タン・トン、知られざる多くの「記録」 (16/2/14)
黎(レ)朝(1428~1527年、1532~1789年)の第17代皇帝レ・タン・トン(Le Than Thon=黎神宗、在位:1619~1643年、1649~1662年、実名はレ・ズイ・キー)は、ベトナムの歴史上で最も多くの「記録」を持つ皇帝だが、そのことはあまり知られて...
テト名物、バインチュン&バインテット作りの村々を巡る (16/2/7)
テト(旧正月)名物の1つ、「バインチュン(Banh chung)」と「バインテット(Banh tet)」。テトの雰囲気を感じたければ、バインチュン&バインテット作りの村を訪れるのがおすすめだ。バインチュン&バインテット作りで有名な5つの村を紹介する。 チャインクック(Tran...
「ベトちゃんドクちゃん」分離手術の知られざる裏側【前編】 (16/1/31)
ベトナム戦争時に米軍が散布した枯葉剤の影響で結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」。2人の分離手術は1988年10月4日、日本赤十字社の医師の立ち会いの下、ホーチミン市ツーズー産婦人科病院で行われた。しかし、2人の子供を分離させるというベトナムでは前例のなかった...
ホアンキエム湖の大亀たち、知られざる受難の歴史 (16/1/24)
ハノイ市中心部のホアンキエム湖で1月19日、大亀の遺体が市民により発見された。ホアンキエム湖の大亀は、「還剣湖伝説」を尊ぶベトナム国民の精神文化にとって重要で、水面に姿を見せるたびに関心を呼び、「御老体」は生きづらいのではないかと心配する人さえいる。 今なお語り継がれ...
ハティン省の「シジミ村」を訪ねて、甘くて美味しい村の特産 (16/1/17)
北中部地方ハティン省ドゥックト郡チュオンソン村ベンヘン村落は、その名の通りシジミ(ヘン=hen)漁が盛んだ。この地域では、年間を通じてシジミ漁が行われているが、特に3月から4月にかけてがハイシーズンとなる。 300年以上の歴史を有する「シジミ村」は、ドゥックト郡を...
ベトナム最初のドン紙幣印刷工場、その歴史と変遷 (16/1/10)
西北部地方ホアビン省ラックトゥイ(Lac Thuy)郡チーネー(Chi Ne)町には、ベトナム民主共和国(1945~1976年)の初期にベトナムで初めてベトナムドン紙幣を印刷していた工場が残っている。 この工場は、面積7300ha余りの広大なチーネー農場の...
片腕の退役軍人、卓球でメダル40個以上を獲得 (16/1/3)
ベトナム戦争で利き腕の右腕を失いながら、その後卓球に夢中になり、国内外の障害者スポーツ大会でメダルを40個以上獲得した男性がいる。ブー・バン・ソアンさんだ。 ソアンさんは紅河デルタ地方ハイズオン省の村で生まれ育った。1971年に軍に入隊し、1972年の北中部クアンチ省での...
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