ベトナムにおける1世帯あたりの平均人口は10年間で0.4人減少し、4.4人となった−−−ベトナム家族人口委員会と 国際連合児童基金(ユニセフ)の主催で18日にハノイ市で開催された「ベトナムにおける家族構成の状況調査」と題するセミナーで発表された。
このうち、都市部では全国平均より0.2人少ない4.2人。地域別では少数民族が多く居住する西北部地方と中部タイグエン地方で5.1人と平均値を大幅に上回っている。この調査は、オーストラリアの保健家族サービス省の協力と資金援助で実施され、このほか、離婚件数の増加、結婚件数の減少・晩婚化の進行などが指摘された。