日本の法務省入国管理局が発表した在留外国人数に関する統計(確定値)によると、2016年末現在の日本における在留ベトナム人数は19万9990人で、2015年末時点の14万6956人と比べて+36.1%(+5万3034人)増加し、過去最高となった。
在留ベトナム人の構成比は全体の8.4%で、国籍・地域別でブラジルを初めて抜いて第4位に上昇した。在留ベトナム人数は、2006年末の3万1527人から約10年で約6.3倍に増加している。
在留外国人の総数は238万2822人で、前年末時点の223万2189人と比べて+6.7%(+15万0633人)増加し、過去最高となった。このうち中長期在留者数が204万3872人、特別永住者数が33万8950人となっている。
在留外国人の多い上位10か国・地域と人数は以下の通り。
◇中国:69万5522人(前年末比+4.5%増)
◇韓国:45万3096人(同▲1.0%減)
◇フィリピン:24万3662人(同+6.1%増)
◇ベトナム:19万9990人(同+36.1%増)
◇ブラジル:18万0923人(同+4.3%増)
◇ネパール:6万7470人(同+23.2%増)
◇米国:5万3705人(同+2.7%増)
◇台湾:5万2768人(同+8.3%増)
◇ペルー:4万7740人(同+0.0%増)
◇タイ:4万7647人(同+5.0%増)
◇その他:34万0299人(同+9.9%増)