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- 新路線は10日に1便のペースで運航
- エアバスA330-200型機を使用
- 年初9か月の省観光収入は2900億円
ベラルーシ国営のベラヴィア航空(Belavia Belarusian Airlines)は12日、ベラルーシの首都ミンスクとフーコック島(南部メコンデルタ地方アンザン省)とを結ぶ直行便を就航した。
同路線は10日に1便のペース(月3便)で運航する。ミンスクとフーコック島を結ぶ直行便は同路線が初めて。機材はエアバスA330-200型機を使用する。
今回の新路線は、東南アジアと中東欧を結ぶ新たな架け橋として期待されており、ベラルーシからの観光客や投資家の訪問が容易になるとともに、ベトナム産の農産物や工業製品のベラルーシおよび欧州市場への輸送が円滑になる見通しだ。
フーコック島は2027年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催地に決定しており、今回の新路線就航はその意義をさらに高めるものとなっている。
アンザン省人民委員会によると、2025年1~9月期に同省を訪問した観光客数は前年同期比+18.7%増の2000万人で、このうち120万人余りが外国人観光客だった。また、同期の観光収入は51兆VND(約2900億円)に達した。