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ベトナム商工連盟(VCCI)ホーチミン市支部(VCCI-HCM)はこのほど、国連人口基金(UNFPA)と協力し、高齢者向けサービス事業を開発するためのネットワークを発足した。
VCCI会長 兼 ホーチミン市支部長であるボー・タン・タイン氏は発表式典で、ネットワークの立ち上げについて、高齢者向けの各種サービスに対する需要の増加は国内外の投資家に多くのビジネスチャンスをもたらすとした。
タイン氏は今後の展望を踏まえ、「VCCIは貿易投資促進を行うビジネスコミュニティの代表的な組織として、ネットワークの構築や運用を積極的かつ効果的にサポートしていく」とコメントした。
近年、ベトナムは少子高齢化が急速に進んでおり、65歳以上の人口の割合は2020年の8%から2036年までに14%に拡大し、高齢化社会から高齢社会へ移行するものと見込まれる。
労働傷病兵社会省によると、ケアサービスを必要とする高齢者の数は2019年の400万人から2030年までに1000万人に増加すると予想されている。
また、VCCIによると、高齢者向けケアサービス市場の2020~2027年の年平均成長率は+7.0%と見込まれ、潜在顧客数は2035年までに2000万人に達し、開拓余地は大きいとみられる。