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ベトナム映画「パパとムスメの7日間」、日本で公開

2019/11/20 06:30 JST配信
(C) AMGエンタテインメント
(C) AMGエンタテインメント

落合賢監督が手掛けたベトナム映画の2作目「パパとムスメの7日間(Hon Papa Da Con Gai)」が、日本で11月17日に公開された。配給はAMGエンタテインメント。

 五十嵐貴久氏の同名小説が原作のベトナム版「パパとムスメの7日間」は、2018年12月28日にベトナムで公開された。公開からわずか5日間で約50万人を動員し、興行収入は約400億VND(約1億9200万円)を突破した。

 今回は劇場発信型映画祭でもある名作映画発掘フェスティバル「のむらコレクション(通称:のむコレ)」第3弾のうちの1本として公開され、東京のシネマート新宿と大阪のシネマート心斎橋でそれぞれ2020年1月まで計17回上映される。

 鑑賞料金は1500円。リピーターは1200円、父娘での鑑賞は各1000円、ベトナム人は1000円となる割引もあり。上映スケジュールなどの詳細は、シネマートのウェブサイトおよび「のむコレ3」のウェブサイトを参照。

 落合監督は2016年12月公開のベトナム映画「サイゴン・ボディガード(Ve Si Sai Gon)」で日本人として初めてベトナム出資、オールベトナム人キャストのベトナム語映画のメガホンを取っており、ベトナム版「パパとムスメの7日間」は落合監督にとって2作目のベトナム映画となった。

 「パパとムスメの7日間」は、ベトナムに先立ち日本で2007年にドラマ化、韓国で2017年に映画化されている。ベトナム版では、「サイゴン・ボディガード」でボディガードのビエン(Vien)役を演じたタイ・ホア(Thai Hoa)が父親役、2017年4月公開のラブコメ映画「17歳の恋愛注意報!(Em Chua 18)」で主演を務めたケイティ・グエン(Kaity Nguyen)が娘役を演じている。

 これに先立ち、日本では今年3月に大阪で開催された「第14回大阪アジアン映画祭(Osaka Asian Film Festival 2019)」でも上映された。



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