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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は5日、ハノイ市に到着し、ベトナム訪問を開始した。6日午前にホー・チ・ミン廟とバックソン英雄烈士慰霊碑を訪れた後、ブイ・タイン・ソン外相との会談に臨んだ。
今回の訪問は、両国が今年包括的・戦略的パートナーシップ構築10周年を迎えることを背景に、ソン外相の招きにより実現したもの。ラブロフ外務大臣は6日までベトナムに滞在した。
ラブロフ外務大臣は、ベトナムへの再訪問に喜びを表明し、ベトナムが東南アジア諸国連合(ASEAN)だけでなくユーラシア大陸におけるロシアの重要なパートナーであるとした。
一方のソン外相は、ベトナムが常にロシアとの関係の発展を優先していることを確認し、ロシアはベトナムにとって重要な包括的・戦略的パートナーであることを強調した。
両首脳は、両国が引き続き政治的信頼関係を深め、両国関係の発展を継続的に推進していくことへの自信を表明した。
また、ラブロフ外相は同日、グエン・フー・チョン書記長とファム・ミン・チン首相を表敬訪問した。
なお、ベトナムとロシアは1950年に外交関係を樹立。両国関係は2001年に戦略的パートナーシップに格上げされ、2012年にはさらに包括的・戦略的パートナーシップに格上げされた。