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米国で開かれる第78回国連総会に出席するため、ベトナム時間17日にハノイ市ノイバイ国際空港を出発したファム・ミン・チン首相は同18日午前(米国現地時間17日午後)、米国サンフランシスコに到着し、米国訪問を開始した。
23日までの米国滞在中、第78回国連総会のハイレベル一般討論と二国間活動に参加する。首相に同行しているのは、◇公安相、◇外相、◇計画投資相、◇財政相、◇商工相、◇文化スポーツ観光相、◇情報通信相、◇保健相、◇資源環境相の大臣9人。
首相は米国現地時間18日、ベトナム計画投資省、駐サンフランシスコ・ベトナム総領事館、および米国・ASEANビジネス評議会(USAABC)の共催による、テクノロジー・イノベーションの分野での協力に関する越米ビジネスフォーラムに出席した。
首相はこの席で、ベトナムの社会主義の方針に基づいた市場経済体制の構築や、経済の国際統合の強化などの政策方針について情報周知を図った。また、ベトナムの社会経済状況やインフラ開発投資、人材育成、デジタル変革、グリーン成長などの取り組みなどを報告し、米国企業によるベトナムへの投資、ベトナムの世界サプライチェーンへの参加や人材育成の支援を歓迎するとした。
首相は同日、サンフランシスコ大学(USF)を訪問して演説した。演説の中で、米国側に対し、ベトナム人留学生の受け入れを引き続き拡大し、ベトナムのデジタル変革、循環経済、知識経済などの新興分野に焦点を当て、より多くの奨学金を提供することを望んだ。
さらに、チン首相はオレゴン州の政治家や企業の代表団と会見し、貿易、投資、経済協力を促進した。
これに先立つ10日と11日の両日には、ベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長の招きにより、ジョー・バイデン米大統領がベトナムを公式訪問した。バイデン大統領の訪越の直後に行われるチン首相の米国訪問は、バイデン大統領の訪越の成果を具体化する上で大きな意義を持つとされる。