ホーチミン市フーニャン区公安は11日午前1時、区内ホアン・ヴァン・トゥ通り61A番地にあるビリヤード場「クエン・クエン」を強制捜査し、麻薬使用の疑いで客など80人の身柄を一時拘束した。捜査員が施設内に突入した時には、一部の客は素っ裸で踊っていたという。
クエン・クエンは広さ50平米に5台のビリヤード台がおいてある普通のビリヤード場だが、次第に警察当局が市内のディスコ店への取締りを強化していった結果、行き場をなくした若者達が集まるようになり、施設内では大音響が流されエクスタシーなど麻薬販売も行なわれていたという。公安当局の麻薬取締施設リストの中にはカラオケ、ディスコ、レストランなどはあるが、これまでビリヤード場は含まれておらず、今後ビリヤード場も常時取締りの対象になる可能性もある。