地下水利用の有料化がホーチミン市で始まった。これは水資源管理規定第17決議によるもので、地下水の取水量が1日あたり20−3000立方メートルの場合、環境水資源局への許可申請が必要となる。地下水の取水量が1日に10立方メートル以下の場合、又は河川水の取水量が1時間に72立方メートル以下の場合は申請の必要はない。
ホーチミン市は水資源開発税の徴収も視野に入れており、地下水の取水量1立方メートルにつき、4000ドン(約30円)、河川水の取水量1立方メートルにつき、2000ドン(約15円)の徴収を予定している。現在、同市内には、約10万ヶ所の地下水の取水井戸があり、1日60万立方メートルが取水されている。