北中部クアンビン省でがんを治療しようと生きたヒキガエルの内臓を食べた男性が死亡したことを受け、保健省は6月24日、全国の各省・中央直轄市の保健局に対し地元の健康教育宣伝センターや報道機関と協力の上、「ヒキガエルの内臓や皮や卵を病気治療のために食べない」ことを訴える宣伝活動を強化するよう通達した。
保健省は死亡した男性の死因を究明するため、専門家調査委員会の設置を急いでいる。しかし、ヒキガエルの肝臓や胆のうには「ブフォトキシン」という毒成分があり、少量でも人を死に至らしめることは良く知られている。