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男児を重んじるベトナムでは、2012年の男女の出生比が男児112.3:女児100となり、性別の偏りが大きな社会問題となっている。これを解消するため、胎児の性別確認に関わる情報を提供する行為に対する罰則規定案が提出された。30日付VGPニュースが報じた。
規定案によると、胎児性別を判断するために超音波検査を行い結果を教える行為に対し1000万~2000万ドン(約4万4000円~8万8000円)の罰金を科す。胎児の性別を知るために脈を取って診断結果を告げる行為を行った場合は700万~1000万ドン(約3万1000円~4万4000円)の罰金。
また、男女産み分けの方法についてアドバイスしたり普及するような行為に対しても500万ドン~1000万ドン(約2万2000円~4万4000円)の罰金を科す。インターネット上に男女産み分け方法を掲載する行為に対しては1000万ドン~1500万ドン(約4万4000円~6万7000円)の罰金、出版行為については2000万ドン~3000万ドン(約8万9000円~13万3000円)の罰金。
これら規定に違反した場合は罰金の他、3か月~6か月の診療活動停止処分を受け、再犯した場合は6か月~1年間にわたり事業許可証を没収される。
薬店・薬局に対しては、男女産み分けを目的とする薬物を使用・提供する行為、胎児の性別を理由に中絶する目的で薬物を使用・提供する行為に対して罰金及び事業停止処分を行う。
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