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ホーチミン市1区中心部で8日からタクシー乗り場5か所が試験的に設置されているが、利用者は極端に少ないという。
タクシー乗り場を設置しているのは、◇グエンズー通り(Nguyen Du)139番地(グエンズー文化スポーツセンター前)、◇アレクサンドルドゥロード通り(Alexandre de Rhodes)16番地、◇リートゥチョン通り(Ly Tu Trong)29番地(第2小児病院前)、◇グエンズー通り37番地(同病院前)、◇ハントゥエン通り(Han Thuyen)3番地の5か所。
利用者は「タクシー」の標識に付いたボタンを押せばタクシーを呼ぶことができる仕組みになっている。
アレクサンドルドゥロード通りに設置したタクシー乗り場付近の店の警備員によると、このタクシー乗り場の1日の利用者数はわずか2~3人しかいない。ボタンを押してから20分待ってもタクシーが来なかったため、電話で呼び直さなければならない人もいたという。
タクシー乗り場の設置により、禁止エリアでのタクシーの駐停車に対応するほか、交通渋滞の緩和にもつながるものと期待されていたが、情報周知の不徹底か、設置場所が不適切なためか、利用者が非常に少ないのが現状だ。
同市交通運輸局は対策として、情報周知を行うと共に、タクシー会社各社との連携を徹底していく方針を明らかにした。