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ベトナム、国内初のプラスチックごみのリサイクル道路を建設へ

2019/04/22 16:33 JST配信

 紅河デルタ地方ハイフォン市のDEEP C(ディープシー)工業団地内で、プラスチックごみをリサイクルして作る道路建設プロジェクトがスタートした。プラスチックの大量生産と廃棄は国際的な問題となっており、これをリサイクルして道路を作る試みが世界各国で始まっているが、ベトナムではこれが初めて。

 このプロジェクトは、米国の化学メーカー大手ダウ(Dow)が手掛けており、使用済みのビニール袋やプラスチックを道路の建設資材として再利用することで経済循環にも寄与すると期待されている。今回は約4tの廃プラを再利用して全長1kmの試作道路を建設。完成時期は2019年9月を予定している。完成後は、ベトナム海事大学が実用化の可能性について評価する。

 ダウ・ベトナムのエカシット・ラッカナンティパン社長は、「我々は、インド、インドネシア、タイ、米国でこれまでに計90km以上の廃プラリサイクル道路を建設した実績がある。ベトナムでは、これまでのノウハウを基にプロジェクトを展開していく」と話した。

 プロジェクトで使用する廃プラスチックは、洗浄した後、乾燥させて細かく粉砕し、150~180度に熱して溶かしたアスファルトに混ぜる。こうして作った廃プラリサイクルの道路は、通常のアスファルトの道路よりも強度が増すという。

 なお、ベトナムは世界的に見てもプラスチックごみの廃棄量が多い国の一つとされており、特にハノイ市やホーチミン市といった都市部では、毎日推定で80tものプラスチックごみが廃棄されている。

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