ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

新型コロナ:ベトナム、4つの変異株を確認 ハイズオン省では英国型が猛威

2021/02/23 06:17 JST配信
(C) tienphong
(C) tienphong

 保健省予防医療局のダン・クアン・タン局長はこのほど開かれた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防止に関するオンライン会議で、ベトナムでこれまでに4つの変異株が確認されたことを明らかにした。

 詳細は以下の通り。

◇D614G変異株(欧州型):南中部沿岸地方ダナン市で確認
◇B.1.1.7変異株(英国型):北部紅河デルタ地方ハイズオン省で確認
◇B.1.351変異株(南アフリカ型):南アフリカから入国した南アフリカ国籍の感染者(1422人目)から確認
◇A.23.1変異株(ウガンダ・アフリカ型):ホーチミン市タンソンニャット国際空港で確認

 このうち、ハイズオン省で感染が広まっている英国型は、ダナン市の欧州型よりも感染拡大のスピードが速いとみられている。

 22日午前の時点でベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は累計2383人。1月28日以降に確認された市中感染は計791人で、このうち611人がハイズオン省で確認されている。

 ハイズオン省では、◇チーリン市、◇カムザン郡、◇キンモン町、◇ナムサック郡、◇ハイズオン市、◇キムタイン郡が集団感染発生地域となっている。

【関連記事】

新型コロナとの戦いで医師3000人以上が感染、10人余りが死亡 (2022/01/24)
新型コロナ:ベトナム国内でインド型と英国型のハイブリッド変異株を発見 (2021/05/30)
新型コロナ:ダナンとディエンビエン省で英国型とインド型の変異株確認 (2021/05/25)
新型コロナ:新たに2つの変異株を確認、第4波ではインド型が猛威 (2021/05/20)
新型コロナ:ビンフック省でインド型、ハナム省で英国型の変異株確認 (2021/05/04)
新型コロナ:ハノイで死亡の日本人から国内初確認の変異株 (2021/02/24)
北部の集団感染、英国型変異株を確認 ホーチミンでも1例 (2021/02/02)
新型コロナ、ベトナム入国者から南アフリカの変異株初確認 (2021/02/01)

[Tien Phong 14:28 19/02/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナムの7~9月GDP成長率でASEAN主要国トップ、タイの7倍 (6:02)

 ベトナムの国内総生産(GDP)成長率は、東南アジア主要6か国=ASEAN6(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)で最も高く、タイの約7倍となった。  ベトナムの2025年7~9月のGD...

ベトジェットエア、ハノイ~広島線を増便 12月20日から (6:01)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は12月20日より、ハノイ市と広島県を結ぶ直行便を現在の週3往復(火・木・日)から週4往復(火・木・土・日)に増便する。

2大都市の公共交通機関、30年までにすべてクリーンエネルギー化 (5:35)

 政府は、2030年までにハノイ市とホーチミン市の公共交通機関をすべてクリーンエネルギー車に転換する方針を示した。これは、2026~2030年の大気汚染対策・大気質管理に関する国家行動計画を承認する首相決定第2...

ホーチミンの市場とともに生きる:バンコー市場 (23日)

 ホーチミン市のめまぐるしく変わりゆく街並みの中で、バンコー市場(cho Ban Co)は、記憶の断片のようにひっそりと存在している。商人たちは日々、市場で商売を続けている。まるで、1束の野菜が、1kgの玉ネギが...

ベトナムの英語力は世界64位で「標準的」、日本は96位で過去最低 (5:27)

 スイスに本部を置くグローバル教育機関イー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF Education First)は19日、「EF英語能力指数2025(EF EPI 2025)」を発表した。ベトナムは800ポイント中500ポイントで世界123...

海上保安庁、ベトナム海上警察と年次会合 連携・協力深化へ (4:35)

 ベトナム海上警察の巡視船が、17日から21日にかけて福岡県福岡市の博多港に初めて入港した。これに合わせて、海上保安庁とベトナム海上警察は19日、2015年9月に締結した協力覚書に基づく第12回目の年次会合を福...

Hmcomm、地場AI企業と業務提携契約を締結 (4:05)

 人工知能(AI)音声処理技術を基盤とした要素技術の研究・開発およびソリューション・サービスの提供を手掛けるHmcomm株式会社(東京都港区)は、AI開発企業であり、日本企業向けにシステム受託開発およびラボ型開...

BeeXグループのスカイ365、ニャチャンに海外MSP拠点を開設 (3:43)

 株式会社BeeX(東京都中央区)グループで、クラウド関連の運用・監視・保守(MSP)事業を手掛ける株式会社スカイ365(北海道札幌市)は、グループとして初となる海外マネージドサービスプロバイダー(MSP)拠点「スカイ...

三景、フンイエン省に環境対応包材の生産拠点を設立 海外初進出 (2:23)

 包装資材メーカーの株式会社三景(愛知県名古屋市)は11日、北部紅河デルタ地方フンイエン省のミンドゥック工業団地で、環境対応型包材の新たな生産拠点の稼働を開始した。  ベトナム現地法人「三景マニュフ...

ゲアン省:自殺志願者を救出する貧しい夫婦、20年で50人以上 (22日)

 北中部地方ゲアン省チュオンビン街区で暮らす貧しい夫婦は、同省を流れるラム川の中流で、橋から飛び降りて自殺を図った大勢の人たちの命を救ってきた。その数は20年で50人を超える。  ホアン・バン・マイ...

クアンニン省:島から持ち出した「石」14kgを観光客が返却 (22日)

 東北部地方クアンニン省コートー島(特区)で、観光客が数年前に島から持ち帰った石14kgを謝罪文とともに自治体に郵送で返却する出来事があった。  返送主は同省ハロン街区に住むNさんで、2015年から2018年に...

東南アジアで最も素晴らしい島、カットバー島が3位にランクイン (22日)

 米国の雑誌「ナショナルジオグラフィック(National Geographic)」はこのほど、「2025年の東南アジアで最も素晴らしい島トップ8」を発表した。ベトナムからは、北部紅河デルタ地方ハイフォン市のカットバー島が...

中部の豪雨・土砂崩れ、死者・行方不明者が52人に増加 (21日)

 農業環境省の速報によると、中部地域の豪雨と土砂崩れにより、各地で甚大な被害が出ており、21日午前までに、死者・行方不明者数は52人となっている。  内訳は、死者43人(◇南中部地方ダクラク省:16人、同...

ベトナムとアルジェリア、戦略的パートナーシップに関係格上げ (21日)

 アルジェリアを公式訪問したファム・ミン・チン首相は、首都アルジェで19日、同国のシフィ・グリエブ首相と会談した。両首相はこの席で、両国関係を戦略的パートナーシップに格上げすることで一致した。  ...

ベトナム航空、エティハド航空とコードシェア開始 (21日)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空(Etihad Airways)とコードシェア提携を開始した。これにより、ベトナムから中東、欧州、アフリカへ

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved