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ホーチミン市人民委員会は、市内で市中感染が急拡大していることを受け、5月31日午前0時より市内全域に社会的隔離措置を適用することを決定した。この措置は15日間にわたり適用される。
このうち市中感染が深刻なゴーバップ区と12区タインロック街区は最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTg、その他の地域は首相指示第16号/CT-TTgより規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用する。
今回の社会的隔離措置は、公共の場に5人以上で集まらないことなど、通常の首相指示第15号よりも一部の規制が厳しくなっている(通常の規制では10人以上)。
市内の商業施設や家電量販店、ホテル内のカジノなども休業する。スーパーマーケットは営業する。
ゴーバップ区とタインロック街区については、31日午前0時から15日間にわたり封鎖措置を講じる。
同市人民委員会はまた、公立高校1年生(10年生)の試験日程を、新たな通知が出るまで延期することも決定した。
なお、保健省の発表によると、ホーチミン市では30日正午までに、4月27日以降の第4波で計108人の市中感染が確認されている。この大半は28日以降に相次いで感染者が確認されている、ゴーバップ区3街区グエンバンコン(Nguyen Van Cong)通り415/8/4番地に拠点を置くキリスト教福音団体「リバイバル・エクレシア・ミッション(Revival Ekklesia Mission)」関連の集団感染(クラスター)となっている。
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