ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

ドンナイ省元トップら36人に有罪判決、医療機器水増し事件で

2023/01/05 06:14 JST配信
(C) dantri
(C) dantri 写真の拡大.

 東南部地方ドンナイ省総合病院における医療設備器具の取引価格水増し事件で、ハノイ市人民委員会は4日、36人の被告に有罪判決を下した。36人のうち11人は、ドンナイ省の共産党委員会、人民委員会、保健局、建設局、商工局、計画投資局などの管轄機関に勤務していた人々だ。

 同事件は、ドンナイ省総合病院の幹部らが2013年から2015年にかけて、総合商社AICグループ(AIC Group、ハノイ市)やコンサルタントと結託し、医療設備器具の調達で取引価格を談合により水増しし、国に約1500億VND(約8億3000万円)の損失をもたらしたというもの。AICグループは談合により12パッケージを「落札」し、契約総額は4769億VND(約26億5000万円)だった。

 AICグループの会長 兼 社長であるグエン・ティ・タイン・ニャン被告(女・53歳)は、複数回にわたりドンナイ省の幹部らに賄賂を渡していたことが確認された。このうち、ドンナイ省共産党委員会のチャン・ディン・タイン元書記(男・67歳)と同省人民委員会のディン・クオック・タイ元主席(男・63歳)の省元トップ2人はそれぞれ140億VND(約7800万円)を受け取っていた。

 共に収賄罪に問われていたタイン元書記とタイ元主席はそれぞれ禁固11年、禁固9年の判決だった。他の被告には、執行猶予付き禁固2年6か月~禁固25年の判決が下された。

 ニャン被告は主犯格として特定されたが、指名手配されており、裁判にも出廷しなかった。ニャン被告は、競売入札に関する規定に違反し甚大な被害をもたらした罪で16年、贈賄罪で14年の計30年の禁固刑を言い渡された。

 ニャン被告は2021年6月に逃亡し、2022年5月上旬から指名手配されている。日越間の相互理解・友好親善、投資、医療分野における交流強化のための長年にわたる献身的貢献と功績により2018年に日本政府から旭日小綬章を授与された人物として知られる。

 ニャン被告のほか、AICやその関連会社に勤めていた他の被告7人も逃亡中で、欠席裁判となった。

 民事責任について、裁判所はニャン被告らに対し、ドンナイ省総合病院に約1500億VND(約8億3000万円)の賠償金を支払うよう命じた。

[VnExpress 13:10 04/1/2023 / Dan Tri 12:57 04/01/2023, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム経済を振り返る:外国為替レート編 2025年版 (6:30)

金融市場:外国為替レート ■2000年代前半~リーマン・ショック後:安定局面から構造的VND安へ  VNDの対USD為替レートは、2000年代前半には1USD=1万5000~1万6000VND前後で推移し、比較的安

【生活】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (5:18)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「生活」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:ハノイ:一部の通りで交通規制、建国80周年行事で

【三面】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (5:08)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「三面」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:台湾人客が入国審査官に航空券を破られる「帰れると思うな」と怒声

テト間近のホーチミン中心部、1日4万VNDで「寝床を買う」人々 (15日)

 ホーチミン市には今も、1日4万VND(約240円)で「寝床を買う」人々が暮らす集落が存在する。ここでは、旧ビンディン省(現在の南中部地方ザライ省)出身の行商人たちが、テト(旧正月)を目前に控えた夜ごと、重い天...

【経済】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (4:29)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「経済」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:6万人収容の国内最大スタジアムが着工、国内初の開閉式ドーム採用

テト(旧正月)に読みたい記事16選【VIETJOベトナムニュース】 (17日)

 2026年は新暦2月17日がテト(旧正月)の元旦です。テトに際して、VIETJOベトナムニュースから、テトに関する過去の記事16本をご紹介します。 テトの繁忙期を迎える魚の炭火焼き、職人は昼夜大忙し

テト(旧正月)に読みたい記事11選【VIETJOライフ】 (17日)

 2026年は新暦2月17日がテト(旧正月)の元旦です。テトに際して、VIETJOライフから、テトに関する過去の記事11本をご紹介します。 テト休みを妄想しよう~35年までのテトカレンダー~

ベトナム経済を振り返る:物価上昇率(CPI)編 2025年版 (16日)

マクロ経済:物価上昇率(CPI)  ベトナムの消費者物価指数(CPI)の推移を見ると、2000年代から2010年代初頭にかけては変動が大きく、インフレ圧力の強い局面が繰り返し生じていた。2008年には+23.0%、2011年に...

【日系】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (16日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「日系」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:日本の製造業の有望事業展開先、ベトナムは3位に後退

【社会】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (16日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「社会」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:血のスープを食べた17人が病院に搬送、男性2人が死亡

ベトナム経済を振り返る:対外収支編 2025年版 (14日)

マクロ経済:対外収支  近年のベトナムの対外収支は、輸出の拡大、安定的な外資流入、在外ベトナム人による本国送金といった構造的な強みに支えられ、底堅さを維持している。一方で、世界的な金融環境の変化...

ベトナム経済を振り返る:国内総生産(GDP)成長率編 2025年版 (14日)

ベトナムのマクロ経済と金融市場  ベトナム経済は近年、高い実質国内総生産(GDP)成長率を維持している。製造業を軸とする輸出の拡大と安定的な海外直接投資(FDI)の流入を背景に、東南アジア有数の成長市場と...

ホーチミン:2月16日夜に中心部で交通規制、テト花火打ち上げで (14日)

 ホーチミン市警察交通警察部(PC08)は、2026年のテト(旧正月)を祝う打ち上げ花火の実施に伴い、市内の複数の道路で交通規制を実施すると発表した。花火は旧暦元旦にあたる2月17日(火)の午前0時から15分間にわた...

中国の美団、ベトナムのフードデリバリー市場に参入準備 (13日)

 中国のフードデリバリー大手である美団(Meituan)が、ベトナム市場への参入準備を進めているようだ。ホーチミン市で法人を登録し、人材の募集も開始した。  税務登録情報によると、ベトナム現地法人のメイト...

26年1月新車販売台数、前年同月比約2倍も前月比減 前年の反動 (13日)

 2026年1月の自動車市場は、前年同月比では大幅増となったが、前月比では減少し、実勢としては弱含んだ。年末商戦の反動減や消費者の慎重姿勢が影響したとみられる一方、不動産開発を中核とする民間複合企業

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved