![]() (C) vietnamtourism ![]() |
ベトナム国内で最も飲まれているブランドは、ハノイビール・アルコール飲料総公社(HABECO・ハベコ)の「ハノイビール」。オンライン調査会社W&Sがこのほど発表した「ベトナムのビールブランド認知度と消費」に関する調査レポートでこのような結果が出た。
この調査は、同社のオンラインパネル「Vinaresearch」を通して実施したもので、4451人から回答を得た。それによると、ブランド認知度トップは、サイゴンビール・アルコール飲料総公社(SABECO・サベコ)の「333」で、全体の87.8%に認知されていた。以下、◇「ハイネケン」79.7%、◇「タイガー」74.7%、◇「サイゴンラガー」60.2%などと続いた。
なお、サッポロの「サッポロプレミアム」は27.5%だが、地域別で見てみると、ホーチミンで52.5%、ハノイで12.0%、その他で16.8%の認知度となっており、ホーチミンでは、半数以上に認知されていることが分かった。
「最もよく飲むブランド」については、全体の26.6%が「ハノイビール」と答えた。地域別で見ると、ホーチミン市在住者の0.4%、ハノイ市在住者の63.9%、その他21.9%となっており、同ブランドはハノイまたは北部を中心に飲まれていることが窺える。
2位以下は、◇「ハイネケン」22.1%(内訳:ホーチミン29.6%・ハノイ19.4%・その他17.5%)」、◇「333」14.2%(同20.7%・5.7%・14.9%)、◇「サイゴンエキスポート」8.4%(同15.2%・0.4%・8.2%)、◇「タイガービール」8.3%(同12.8%・2.3%・8.8%)などと続いた。因みに「サッポロプレミアム」は0.8%で、ハノイでは回答者0だった。