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統計総局がこのほど発表した2014年11月の全国消費者物価指数(CPI)によると、11月のCPIは前月比で▲0.27%低下したが、前年同期比では+2.6%上昇した。前月比CPIがマイナスとなるのは、3月の前月比▲0.44%に続き2014年で2回目。前年末比では+2.08%の上昇に留まっており、過去11年で最低値だった前月の+2.36%より更に低下している。11月のCPIは、ガソリン価格が1か月余りで4回引き下げられた影響を大きく受けている。
CPIを構成する11品目中、前月比で低下幅が最も大きかったのは、「交通」の▲2.75%。続いて、「住宅・電気・水道・燃料・建設資材」:▲0.74%、◇「食料品・飲料サービス」:▲0.03%(うち「食糧」+0.12%、「食品」▲0.1%、「外食サービス」+0.03%)、◇「郵便・通信」:▲0.01%な どとなっている。
一方、前月に比べて上昇した品目は、◇「繊維製品・革靴・帽子」:+0.34%、◇「医薬品・医療サービス」:+0.04%、◇「教育」:+0.03%などだが、いずれも小幅な上昇に留まっている。