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統計総局がこのほど発表した2014年12月の全国消費者物価指数(CPI)によると、12月のCPIは前月比で▲0.24%低下した。前年同月比では+1.84%の上昇で、過去11年間で最も低い水準となっている。原油価格の下落を受けてガソリン価格が連続して引き下げられており、12月のCPIに大きく影響した。前月比CPIがマイナスとなるのは、3月の前月比▲0.44%、11月の前月比▲0.27%に続く2014年3 回目。また、2014年通年の全国CPIは前年比+4.09で、こちらも2003年の同+3.18%以来の最低値となっている。
CPIを構成する11品目中、前月比で低下幅が最も大きかったのは、ガソリン値下げの影響が大きい「交通」の▲3.09%と「住宅・電気・水道・燃料・建設資材」の▲0.99%だった。
一方、前月に比べて上昇した品目は、◇「郵便・通信」:+0.80%、◇「繊維製品・革靴・帽子」:+0.51%、◇「飲料・タバコ」:+0.18%、◇「食料品・飲食サービス」:+0.08%(うち「食糧」+0.14%、「外食サービス」+0.07%、「食品」+0.05%)などとなっているが、いずれも小幅な上昇に留まっている。