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統計総局がこのほど発表した2014年7月の全国消費者物価指数(CPI) によると、7月のCPIは前月比+0.23%で、4か月連続の上昇となった。前年同月比では+4.94%となり、 前年12月比では+1.62%上昇している。今月のCPIが上昇した要因として、◇ガソリン・各油種価格の値上げ、◇ガス価格の引き上げ、◇大学入試シーズンによる飲食サービス・公共交通サービスの価格上昇、の3つが挙げられる。
6月23日と7月7日のガソリン・各油種価格引き上げにより運送コストが増えたことで、公共交通サービス料金や一部の食品価格が上昇した。また、ガス販売価格の引き上げと、気温の上昇で電力・水道の使用量が増加したことから、「住宅・電気・水道・燃料・建設資材」が大きく上昇した。また、大学・短大入試の ために大都市へ流入する人口が一時的に増えたため、「飲食サービス」の価格が前月比で+0.09%上昇した。
なお、地域別に見ると、都市部のCPIは前月比+0.21%、前年同月比で+5.27%、前年12月比では+1.29%の上昇。農村部は、前月比+0.26%、前年同期比+4.65%、前年12月比+1.68%上昇となっている。