日本の総務省統計局が26日に発表した「平成27年国勢調査」の人口等基本集計結果によると、日本に住むベトナム人人口は2010年比2.9倍の8万7000人で、日本の外国人人口の5.0%を占めた。国籍別では5番目に多かった。
日本の人口は2015年10月1日現在1億2709万5000人(2010年比▲0.8%減)で、1920年の調査開始以来、初めて減少した。このうち、日本人人口は1億2428万4000人(2010年比▲0.9%減)、外国人人口は175万2000人(2010年比+6.3%増)で、外国人人口が総人口の1.4%を占めている。
日本に住む外国人人口を国籍別にみると、中国が51万1000人(外国人人口の29.2%)で最多。次いで、◇韓国・朝鮮:37万7000人(同21.5%)、◇フィリピン:17万2000人(同9.8%)、◇ブラジル:12万6000人(同7.2%)、◇ベトナム:8万7000人(同5.0%)の順となっている。