交通運輸省はこのほど、北中部クアンビン省クアンチャック郡クアンドン村のホンラー港の供用を開始したと発表した。第一ふ頭が完成し、1万重量トン(DWT)級船舶を含めた各種船舶の入港、貨物の積み下ろしなどが可能となっている。ホンラー港の建設(第1期)には総額1627億ドン(約10億5000万円)が投じられ、面積9万4000ヘクタールの敷地が整備された。
クアンビン省と交通運輸省の計画によると、2010年までに年間180万トンの貨物取り扱い、セメントと鉱産物140万トンのラオスへの中継などの達成を見込んでいる。同港は将来、ベトナムからラオスを抜けタイ東北部に至る物流ルートの起点になると期待されている。