建設省はこのほど、北中部クアンビン省でのクアンチャック火力発電センター(総出力2400メガワット)建設案件の投資主体をベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)とすることを承認した。同省人民委員会とペトロベトの申請案を認めたもの。
同火発センターは、政府が承認済みの「2006~2015年国家電力開発計画(略称:第VI期電力計画)」に盛り込まれているが、投資主体はベトナム電力グループ(EVN)になっていた。しかしEVNが財政難のためこの案件からの撤退を要望、商工省がペトロベトに引き受けを呼びかけていた。