![]() イメージ画像 ![]() |
ドイツの調査会社スタティスタ(Statista)が実施した「グローバル消費者調査」によると、「暗号資産(仮想通貨)を使用または所有したことがあるか」との問いに「ある」と答えた人の割合が、ベトナムは21%で世界2位だった。首位はナイジェリアの32%だった。
アフリカで最大の経済規模を誇るナイジェリアで仮想通貨の使用を後押ししているのは、海外からの送金とモバイルを利用したピアツーピア(P2P)決済の広がりで、3人に1人が仮想通貨を使用したことがあると答えた。2位のベトナムと3位のフィリピン(20%)も、海外からの送金が仮想通貨の普及に大きな役割を果たしている。
アフリカや東南アジアのほか、南米でも仮想通貨がかなり普及しており、ペルーが16%で先頭を走る。ブラジル、コロンビア、アルゼンチン、メキシコがこれに続く。欧州は普及率が低く、スイスとギリシャが11%でトップだ。日本とデンマークは4%で最下位だった。
この調査は世界の74か国で実施され、それぞれの国で1000~1400人が参加した。