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がん特効薬の偽造品輸入、被告らの罪名が偽造医薬品販売に変更

2019/05/10 13:41 JST配信
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 地場系医薬品ディーラーのVNファーマ(VN Pharma)が書類を偽造してがん特効薬の偽造品を輸入した事件について、公安省治安捜査局(A01)はホーチミン市上級人民裁判所の指示で再捜査を実施し、その結果を発表した。

 それによると、同事件に関与した容疑者12人はいずれも「偽造医薬品の販売容疑」を持たれており、刑事法第157条に触れたと結論付けた。同条で定める量刑は禁錮5~12年となっている。捜査当局は、被告らが証拠を隠滅するなどして捜査を難航させたことから、厳しい処分を科す必要があると主張した。

 この事件は、被告らがペーパーカンパニーが製造したと見られるがん特効薬の輸入に必要な書類を偽造して保健省傘下の医薬品管理局から輸入許可証を取得して輸入し、2010年から2013年までの間にがん治療で国内トップとされるハノイ市のK中央病院やホーチミン市のチョーライ病院を含めた国内の病院に納品したというもの。問題の偽造特効薬は、バーコード検査で製造元を確認できず、成分検査でもヒトの治療に使用できないことが分かっている。

 同事件に係る裁判の経緯については、ホーチミン市人民裁判所は2017年8月、密輸罪に問われていたVNファーマ元会長 兼 社長のグエン・ミン・フン被告(男)とH&C国際海事貿易(H&C International Trading Shipping)元社長のボー・マイン・クオン被告(男)の主犯格2人にそれぞれ禁錮12年の判決。密輸罪および書類偽造罪に問われていた共犯も最大で禁錮5年の判決を言い渡されていた。

 しかし、この判決について、同市上級検察院は(量刑に影響する)罪名の確定や捜査の不徹底などの点を指摘し、「不当」として一審判決に抗議した。同市上級人民裁判所は検察側の主張を支持して一審判決を取り消し、再捜査を求めていた。
 

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