ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)はこのほど、北中部クアンビン省クアンチャック郡クアンドン村ホンラー地区を「クアンチャック火力発電センター」の建設地として選定した。同センターは石炭火力発電所2基(各発電所の出力は1200メガワット)から成り、2015年から2016年にかけて順次操業を開始する予定。
同センターは「2006~2015年国家電力開発計画(略称:第VI期電力計画)」に盛り込まれている。本来の投資主体はベトナム電力グループ(EVN)だったが、EVNの財政難のためペトロベトナムがこの案件を引き受けた。