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MB証券[MBS](MB Securities)が発表したミニスーパー、コンビニエンスストアの2019年1-7月期売上高に関する統計によると、テーゾイジードン投資[MWG](Mobile World Investment Corporation)のミニスーパーチェーン「バックホアサイン(Bach hoa XANH、グリーン百貨)」が1店舗当たりの月平均売上高でトップだった。
「バックホアサイン」の1店舗当たりの月平均売上高は13億VND(約610万円)で、小売最大手のホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)の食品専門ミニスーパー「コープフード」の10億VND(約470万円)、ビングループ[VIC](Vingroup)のコンビニエンスストア「ビンマート・プラス(VinMart+)」の5億2000万VND(約243万円)を上回った。
店舗の売上を左右する要素は、◇価格、◇品質、◇製品の多様性、◇利便性(店舗数、場所)の4つ。
「バックホアサイン」は、伝統的市場に相当する価格で生鮮食品も含む様々な商品を扱っており、食品の30%がベトナム安全農産物基準(Vietnamese Goods Agricultural Practices=VietGAP)を満たしたものだ。8月末時点における店舗数は725店舗となった。
MWGはミニスーパーチェーンを南中部地方にも拡大する計画だ。8月中に南中部沿岸地方ビントゥアン省に1店舗をオープンし、その後同ニントゥアン省、同カインホア省、南部メコンデルタ地方バクリエウ省、同ソクチャン省、同キエンザン省にも拡大する見通し。