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オンライン家政婦派遣サービスを展開するジュップビエック社(JupViec)はこのほど、地場IT系ベンチャーキャピタルであるシンプル・テック・インベストメント社(Simple Tech Investment=STI)から数百万USD(100万USD=約1億0800万円)の出資を受けた。
今回の出資により、STIはジュップビエック社の筆頭株主となった。ジュップビエック社は、調達資金を従業員のトレーニングやサービスの質の改善、サービス商品の多様化などに充てる予定だ。
ジュップビエックは2012年の設立で、全国8省・市で家政婦派遣サービスを提供し、登録家政婦数は約3000人に上る。2015年に日本のサイバーエージェント・キャピタル(CyberAgent Capital、東京都渋谷区)、2018年には米国のパタマールキャピタル(Patamar Capital)からも出資を受けている。
STIは東南アジアのスタートアップ企業20社以上に出資しており、そのほとんどがベトナム企業となっている。投資先としては、24hメディアグループ(24h Media Group)、エニーカー(Anycar)、シエウベトグループ(Sieu Viet Group)、メンズヘアカットチェーン「30Shine」などがある。