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ベトナム映画「パパとムスメの7日間」プレミア試写会、原作の五十嵐貴久氏も登壇

2018/12/21 16:45 JST配信
(C) VIETJO/Sa Huynh
(C) VIETJO/Sa Huynh

 落合賢監督の新作ベトナム映画「パパとムスメの7日間(Hon papa da con gai)」のプレミア試写会が、20日にホーチミン市2区のロッテシネマ・カンタビル(Lotte Cinema Cantavil)で開催された。

 同作品は五十嵐貴久氏の同名小説が原作。落合監督は2016年12月公開のベトナム映画「サイゴン・ボディガード(Ve si Sai Gon)」で日本人として初めてベトナム出資、オールベトナム人キャストのベトナム語映画のメガホンを取っており、今回の「パパムス」は落合監督にとって2年ぶり、2作目のベトナム映画となる。

 プレミアでは、落合賢監督、プロデューサーのチャーリー・グエン(Charlie Nguyen)氏、脚本のマイケル・タイ(Michael Thai)氏のほか、主演のタイ・ホア(Thai Hoa)とケイティ・グエン(Kaity Nguyen)、チャン・ヒー(Trang Hy)、タイン・ロック(Thanh Loc)、ジー・アー・グエン(Gi A Nguyen)、チン・タオ(Trinh Thao)、チー・タム(Chi Tam)らキャストに加え、原作の五十嵐貴久氏が登壇した。さらに、同作品で「Dieu tuyet voi nhat」を歌うオンリー・シー(Only C)が同楽曲を披露した。

 原作を手掛けた五十嵐氏はVIETJOベトナムニュースのインタビューに対し、「(ベトナムで映画化と聞いたときは)驚きました。親と子供にはどんな国でも文化でも同じ感情があると思うので、こうしてベトナムで(自分の作品が)映画化されるのはとても嬉しいですし、ありがたいです」とコメント。

 また、ベトナム版の映画の感想については、「言葉(ベトナム語)がわからないので全体像や設定をつかむのが難しかったです」と明かしつつも、「親子役の2人のキャスティングが私の理想に近いと思いました。ぜひ、この作品もベトナムでヒットして欲しいです」と語った。

 自身の小説が映像化された際の原作との相違点について五十嵐氏は、「その監督やプロデューサーの方に全てを委ねているので、そこはお任せしています。(相違点も含めて)新しい作品として受け入れて楽しんでいます」とのこと。また、落合監督については、「イケメン、高身長。ワールドワイドに活躍する、期待すべき監督だと思います」とコメントした。

 「パパとムスメの7日間」は、ベトナムに先立ち日本で2007年にドラマ化、韓国で2017年に映画化されている。ベトナム版では、「サイゴン・ボディガード」でボディガードのビエン(Vien)役を演じたタイ・ホアが父親役、2017年4月公開のラブコメ映画「17歳の恋愛注意報!(Em chua 18)」で主演を務めたケイティ・グエンが娘役を演じている。

 同作品は12月28日にベトナム全国の映画館で公開される。英語字幕付き。ベトナム国内のロッテシネマでは12月1日から2019年1月10日までの期間限定で、ポップコーン+ドリンク+オリジナルグッズの「パパムスコンボ」を販売している。グッズはビニールバッグと自撮り棒の2種類で、いずれも9万9000VND(約490円)となっている。

 落合監督は1983年生まれ。12歳から映画を作り始め、日本の高校を卒業後に渡米。南カリフォルニア大学(USC)で映画製作を学んだ後、アメリカ映画協会付属大学院(AFI)映画監督科に進学し修士号を取得。これまでに短編と長編合わせて30本以上の作品を国内外で監督し、数々の賞を受賞している。現在は米国ロサンゼルスと日本に拠点を置いて活動中。

落合賢監督のインタビューはこちら →
映画「サイゴンボディガード」落合賢監督インタビュー【前編】
映画「サイゴンボディガード」落合賢監督インタビュー【後編】

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