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グエン・スアン・フック首相は22日、米国のドナルド・トランプ首相と電話会談を行い、ベトナムの通貨政策などについて話し合った。
両首脳は、今年で国交正常化25周年を迎えた両国が全ての分野で関係を発展させてきたことを評価し、今後も貿易・経済分野での協力を中心に引き続き両国関係が深まり安定することを確信しているとの考えを示した。
両首脳は、米通商代表部(USTR)がベトナムの通貨政策と木材原料について通商法(1974年)301条に基づく調査を実施していることについて意見を交換した。フック首相は、ベトナムが発展途上国で経済的余裕がなく、通貨政策はインフレの抑制とマクロ経済の安定を目的とするものであって、為替管理は貿易競争による利益を狙ったものではないと説明した。
双方は、この問題について両国の担当省庁が引き続き協力して包括的な解決策を探り、安定的な貿易関係を維持して、互恵的・調和的で持続可能な貿易を目指すことで一致した。